講師の先生から「このようなことになったらどう思われますか?」と聞かれ、以前はじめて向かう土地で反対方向の電車に乗ってしまった時のことを思い出し、かなり焦ったことを思い出しました。
認知症は誰にでも起こりうるけれど、残念ながらまだ病気そのものの理解が進んでいないと思いました。視空間失認(物と物との位置関係がわからない)見当識障害(時間・場所・人がわからなくなる)幻視など様々な症状は「認知症だから起こすもの」と思いがちです。しかし、見えているものが異なるために、そのような行動をするということが、VR画像を通じて理解できました。
様々な症状を理解し、本人の気持ちによりそい声かけをする必要があるのだなと再認識しました。
また、専門の知識が増えるほど「無意識の決めつけ」をする「コンシャス・バイアス」を意識し、気をつけなければならないなと思いました。